健康には欠かせない玄米!日本人と玄米の関係と玄米の種類とは?

2018年8月22日

知識

我々日本人の食文化には欠かせないお米。歴史を振り返ると始まりは、縄文時代前期と言われています。現在の米の生産方法とは大きく異なり、野生の赤米や黒米を食べていたんだそうです。現在の生産方法である水田での稲作になったのは、実は縄文時代後期からなんです。

多種多様な炊き方がある玄米食である為、一言で玄米をまとめる事は、難しいでしょう。そこで、玄米で多く知られている酵素玄米、発芽玄米、寝かせ玄米、長岡式酵素玄米の違いと日本と玄米の繋がりをご紹介します。

玄米とは

他の穀物と比較すると、大変整ったバランスの玄米。朝食に食べる機会が多いパンの原料である小麦のタンパク質のみで必要なタンパク質を摂取しようとする場合は、なんと1日に1500グラムも食べなくてはらないのです。しかし、玄米の胚芽にはビタミンやミネラルが多く含まれているので、効率よく摂取することが可能なのです。

また発芽玄米は、白米よりも栄養価が高いと言われています。理由は様々ですが、玄米食は、米粒の皮を剥かずに食べるため、皮には糠が含まれ、さらに、胚芽に含まれる栄養素を全部食べるために、白米より玄米の方が栄養が高くなるようです。

発芽玄米とは

発芽玄米。漢字通りに読むと、発芽された玄米。すなわち、玄米を水に浸し発芽させた状態の玄米です。
ガンマ-アミノ酸(ギャバ)が白米の10倍、玄米の倍になります。
玄米の持つ栄養素を引き出すには、発芽させる事が大切です。酵素玄米に近いと言われています。

また、水に浸し炊き上げるため、通常の玄米よりふっくら炊き上げることができます。発芽玄米の特徴には、玄米の持つ発芽抑止成分には、人体には有毒とされる物体を、無毒化する効果と白米のような食感で食べられるので食べやすいといった声が多いようです。

寝かせ玄米と酵素玄米とは

「寝かせ玄米」と聞くと、玄米が寝ている状態と感じなんだかピンと来ないと言う方も多いのではないでしょうか。方法は、無農薬の玄米に小豆と塩を入れ、圧力鍋で炊き上げます。更に。3日以上保温状態で寝かせた状態の玄米の事です。
この寝かせつけた工程から、寝かせ玄米と呼ばれています。また「玄米酵素ご飯」「発酵玄米」「酵素玄米」と呼ぶ方もいます。

長岡式酵素玄米とは

酵素玄米の歴史といえば「長岡式酵素玄米」なくして語れないと言われるほど重要な玄米です。源流のような印象があると言われます。医食同源や玄米採食を指導していた医師の長岡勝弥氏により考案されたため「長岡式酵素玄米」と呼びます。

シンプルな方法である長岡式酵素玄米法。様々な、細かなルールはありますが、大まかに玄米に塩と小豆を入れ、そのまま圧力鍋で炊き上げ4日~最大10日間寝かせ発酵させた玄米です。

玄米と日本人の繋がり

玄米の始まりでも弥生時代の日本人の食生活。当時は、1日に玄米約3合と野菜と汁物だったと言われています。時を重ね、明治時代には白米が農村や地方へ広がりました。肉や魚を多く摂るように現代の日本人の食文化へと変化していきました。

日本人の一般的な、腸の長さは、西洋人と比べ1・5倍も長いとされています。そのため動物性の食品は、腸内で異常発酵しやすく、腸内環境を悪化さる傾向にあります。そのことから、明治時代には今までにはなかったような病気も増えていきました。 そういった病気を防ぐため、明治時代の栄養学者、石塚左玄は玄米を中心とした食事法の「身土不二」と言う言葉を唱えたのです。

また、日本人なら誰でも知っている宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』の一節に「1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ」とあるように、当時から日本人の食生活に玄米は欠かせなかったのでしょう。

まとめ

健康やダイエットが注目される現在2018年。近年では、玄米食がより多くの人々に関心が溜まっていると言われています。しかし、食に対して過激になってしまうのは健康面や内面でストレスを溜めこみ、健康を損ねるとこともあるので注意が必要です。日本人でも、人により体質や性別、趣向も異なるので、食事のもたらす影響も大きく異なるでしょう。昔から愛されてきた玄米。

縄文時代の人々は、玄米、野菜、木の実、肉、魚と満遍なく食べていたそうです。長い日本の歴史の中で、欠かせないお米。中でも玄米は、食べ続けられてきました。健康やダイエットに良いことはもちろんのこと、環境問題を含め、日本人とお米の深い関係には大切な食文化の1つです。 この記事を参考に自分に合った玄米を楽しんでみてくださいね。